僕らはなぜ大人になるのかな

だいすきたかはしかいとくん!

Jr.大賞にあってほしかったランキングを一人で勝手に考えちゃった大賞

題名の通りです。

 

失恋したいJr.ランキング

 

やっぱり、Jr.にフラれたいという願望を持ってる人って多いんじゃないですかね。え、ちがうかな。でもたまらないっすよね、あんなイケメンに失恋したら。ということで第三位から。

 

第三位 阿部亮平くん

これはもう正統派失恋しかないです。高一のとき、三学期に委員会が同じになったあべちゃん先輩、二年生。最初の委員会でどこに座ろうかオロオロしてたわたしに「こっち座る?」って隣の席をポンポンしてくれて、それから仲良くなったんですけど、その優しさと真面目さに、憧れにも似た恋愛感情を抱いちゃったわけです。それでバレンタインにチョコを渡したんですけど、「ありがとう、でも俺、来年から受験に集中したいから、ごめんね」ってフラれました。くーーー!どこまでも真面目で更に惚れ直しちゃいますよ。結局チョコは受け取ってもらえず、委員会が変わって話すこともなくなって、卒業式でも話せなくて。甘酸っぱい思い出です。

 

第二位 髙橋颯くん

こちらはすれ違い失恋です。公立中学校に通う幼馴染みの颯くんとわたし。何となく小学校高学年のときからお互いを意識し出してどちらからともなく付き合い始めたんです。彼女思いの優しい颯くんは、きっと旦那さんになっても素敵なんだろうなって、きっとわたしは一生しあわせ者だなって思ってたんですけど、お互い週6~7の忙しい部活に入ってたので、だんだん登下校もバラバラになって、わたしなんか毎日疲れてたもんでメールに長いこと返信しなかったりして。ある日珍しく颯くんから電話が来て、何かあったのかと思って出てみたら「別れよっか」って。「今お前がいろんなこと頑張ってるの知ってるから、負担になりたくないんだ」ってフラれました。違うのって言う前に「お前のこと大好きだったよ」って、そんなストレートに言われたことなかったからビックリしてる間に電話が切れて。同窓会で久々にあった彼は、やっぱり素敵な男性になってました。

 

第一位 平野紫耀くん

パン屋でバイトしてたわたしと時々パンを買いに来るイケメンの男の子。常連さんだったので、一度おまけにカヌレをつけてあげたんです。そしたら「ありがと」って言ってヘラって笑うんです、しかもわたしの名前を呼んで。え、なんで知ってるの、って思ったら、名札付けてたんですけどね、お恥ずかしい。それからレジのときに少しお喋りするようになって、彼がひらのくんって名前だと知りました。ひらのくんと喋るのは本当に楽しくて、お客さんとのいい出会いだなって思ってたのが、だんだん彼自身に惹かれていって。彼が一度1/29が誕生日だと話したことを思い出して、まだ寒さの残るその日、彼へのささやかなプレゼントを持ってバイトに行きました。いい雰囲気だったら告白もするくらいの浮かれようだったんです。でも、結局その日彼はパンを買いには来なくて、肩を落として駅に向かう途中、見慣れた広い背中を人混みのなかに見つけました。ひらのくんだ、ってすぐにわかっちゃった。だってもう恋してたから。ひらのくん、って声を掛けたら彼が振り向いて、言ったんです。「だれ?」って。びっくりですよね、あんなに仲良いと思ってたんだもの。あたふたして「あの、パン屋でいつもお話する……」ってなんとか言うと、「あー、あの、なにさんやったっけ、服違うとわからへんな」ってあのときみたいにヘラって笑うひらのくん。涙ぐんできた目の端に、ひらのくんの袖を早く行こうと言わんばかりに引っ張る美人な女の人を捉えたわたしは、耐えきれなくなって、誕生日おめでとうさえも言えずに逃げ出しました。なーんだ、全部勘違いで、わたしが浮かれてただけだったのか、はっず。

 

以上、わたし的失恋したいJr.ランキングを、体験談バリのなかなか痛い妄想とともにお送りしました。ほんとは、他にも、看病されたいJr.ランキングや電話で声を聞きたいJr.ランキングを考えてたんですけど、あまりに長いのでそれはまたの機会にということで。おわり